事前準備

最終更新: 2023年03月16日

Macの準備

PARSEではメモリ16GB以上のM1チップを搭載したMacを推奨しています。Windowsをお勧めしない理由は以下です。

  • Windows では Safari の表示チェックができず、Safari特有のバグ対応ができない
  • Web業界の大多数がMacユーザーである

MacBook Pro、iMac Proなどハイエンドモデルは必要ありません。廉価な MacBook Air や iMacで十分ストレスのない開発が可能です。分割払いも可能なので、PCの買い替えを検討している方はぜひMacを購入してください。既にMacを持っている人は最新OSにアップグレードしておきましょう。


必要なツールをインストールする

以下のツールをインストールしてください。

  • Visual Studio Code - テキストエディター
  • Node.js - 開発環境の動作に必要。必ず推奨版を選択
  • Figma - 画像の作成に必要
  • Chrome - 開発に適したブラウザ
  • Google 翻訳 - 公式ドキュメントの翻訳に使用
  • Xcode - 実機チェックに使用。Gitが付属

Visual Studio Code拡張機能

エディターインストール後、以下の拡張機能をエディターに加えてください。必須マークがないものも、特に理由がなければ導入を強くお勧めします。

拡張機能必須概要
Prettier - Code formatterコードの整形に必要
Tailwind CSS IntelliSenseTailwind CSSの開発に必要
FirebaseFirebaseの開発を効率化
GitHub Pull Requests and IssuesエディターからGitHub操作が可能
GitLens — Git superchargedエディターから高度なGit操作が可能
Japanese Language Pack for Visual Studio Codeエディターの日本語化に必要
JavaScript (ES6) code snippetsJavaScriptの記述を効率化
Next.js snippetsNext.jsの開発を効率化
S7 React/Redux/GraphQL/React-Native snippetsReactの開発を効率化
DotENV環境ファイルを見やすくする
EditorConfig for VS Code整形ルールなどを管理
File Utilsコマンドでファイル操作が可能

プレーンな状態をできるだけ保つ

公式ドキュメントやPARSEは基本的にターミナルやエディターがプレーン(初期状態)であることを前提に設計されています。したがって

  • ターミナルをよく分からないけど拡張している
  • Visual Studio Codeによく分からない拡張機能を入れている

人はただちにプレーン(初期状態)な状態に戻してください。昨今はターミナルやエディターに多くの改造を加えなくても十分な効率で開発ができるようになっています。むやみやたらに拡張機能やカスタマイズを加えるのはやめましょう。

プロジェクトディレクトリの作成

PC内でプロジェクトを作成する場所を用意しておきましょう。デスクトップにプロジェクトファイルを作成すると散らかるので、ルート(最も親に位置する階層)に汎用的な名前をつけるのが一般的です。

必要なアカウントの作成

  • Google - Gmailアカウントと同義
  • GitHub - コードの管理
  • Vercel - プロダクトの公開に必要

2段階認証の設定

昨今のサービスの多くは2段階認証が必須になっています。2段階認証とは、ログイン時にスマホやPCで一時的な認証コード生成し、それを使ってログインする形式を指します。

最新OSのMacを使っている場合

  1. 2段階認証ログイン用のQRコード画面で設定キーを取得(サービスごとに取得方法は異なります)
  2. Mac設定>パスワード>該当アカウントを作成>設定キーを入力
  3. 確認コードを取得

以後ログイン時に上記パスワード蘭から確認コードを取得できるようになります。Chromeなどのブラウザを使っていても同様です。確認コードは常時変化するもなので、ログイン時に都度参照する必要があることを覚えておきましょう。

最新OSのMacを使っていない場合

Google Authenticatorアプリをスマートフォンにインストールし、QRコードをスキャンしてください。表示されるコードをログインに使用します。